2017.03.23 ブログ

「心地良い」に気づき「好き」が集まる

年度末ですね。
いろんな意味で、みなさま公私ともに、
お忙しいと思います。

私も、なかなかの慌ただしさで、ついつい、
目先のことばかりに、気持ちがいってしまいます。

ふと顔を上げると春らしい日差しが眩しく、
青空が広がり、
行き交う人々の洋服の春らしい色合いが目にとまり、
桃色や黄色の綺麗な花が咲き、
新緑が青々としていて、
目を落とすと、
陽だまりに猫が日向ぼっこしている。

「春らしい日差し」を感じ、
「ああ、心地良いなあ、、、。」と
気づいたところから、
その感覚のまま、周囲を見渡すと、
次々と「好き」なものに気がつきます。

日常の忙しさに追われてしまうときこそ、
ちょっと忙しさを止めて、
ふとした感覚の動きを捉えてみませんか。
私自身こそ、そうなのですが（笑）

春らしい日差し、
淹れたての珈琲のかおり。
忙しいと見過ごしてしまうような、
「好き」なものが身の回りに集まっている。

「好き」なものを、いつの間にか
（無意識のうちに）集めているのですが、
それを捉えて、意識を持って、
五感を使って味わう、という感じでしょうか。

ところが、イライラしていると、
その感覚のまま、周りを見渡したときに
あれもこれもと「好ましくない」ことに
意識が向きがちです。

「どうして？」
「苦手なんだよね、、、」
「意味わからない」

「好き」が集まるのも、
「好ましくない」が集まるのも、
自分の主観で周りを見たときに
どちらも、いつの間にか集めていて
ふんわりと「心地良く」なっていたり、
「イライラ」が募っていたり。

どちらの「状態」でいることを選ぶのか。

それは、気づいた自分だけが選べるのだな、と
つくづく感じた春分でした。

（森川 美希）