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安全ブログ

2017.09.19

自分ベクトルを外せ!

管理職の皆さまにお聞きします。

自分の管理下で、
事故が起きたとき
ミスが起きたとき
困ったことになったとき
ご自分は、どんな反応をしますか。

「またか。どうして同じことが
繰り返されるんだろう?」

このあと、、、

「自分の管理の仕方が悪かったんだな。
反省しよう。どうして、いつも
こうなるんだろう。」
と、頭の中でグルグルしてる方。

「自分のスキルが足りなかった。
もっと、学ばなくては!
もっと自分ががんばらなくては!」
と、向上心に火がつく方。

どちらも、一旦、
やめてみることを提案します。

自分に ベクトルを向けての、
マイナスのスパイラルも
プラスのスパイラルも やめて、
現場へ行ってみませんか。

現場に行き、目の前にいる
事故に遭ってしまった部下、
ミスをしてしまったスタッフ、
困ったことになってしまったメンバーへ
ベクトルを真っ直ぐに向けて
寄り添って、
話を聴いてみませんか。

「何故(あなたは)やったの?」と
ひとを責めるようには聴かず、
「何があって、どんな行動をしたの?」
と、事柄・行動を聴き、掘り下げる。

自分にベクトルを向け続けて、
反省したり、勉強したりしても、
現場で起きている事故、エラー、
困ったことは、ひとつも減りません。

素養があり、できる人と組織が判断し
任命された 管理者のあなたが、
あなたにベクトルを向けている時間を、

現場の部下たちと 現場の環境に
ベクトルを向けていく時間に変えて、

もっと現場に行き
もっと現場のひとの意見を聴けば、
必ず、そこに答えがあります。

自分ベクトルを外して
相手ベクトルに
関心の方向を変えませんか。

自分が、自分が、という
気持ちが無くなったとき、
本当の相手が見えて、
本物の課題が出てきます。

課題の多くは、環境、システム、ルールなどの整備でカバーできます。

誰もが同じように、
安全でいられる環境づくり。

その先に、個別指導が見えてきます。

まず、自分への関心を
相手への関心へ
向けなおしてみませんか。

今週も、どうぞご安全に🍀

(森川 美希)

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