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安全ブログ

2017.12.22

【Vol.17】安全のあるところに緑のアイツあり! 様々な現場に呼ばれています

安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!

『週刊・緑のアイツ』Vol.17をお届けです!

こんばんは!

合言葉は、『今日もご安全に!』
あなたに、自然と安全を守ってしまう行動力をインストール!

 「社長、いよいよ年末も押し迫ってきましたね」

 「まさに多忙な時期ですね。仕事やイベントで疲れたまま、車に乗ったりしていませんか?」

 「寝不足で車に乗ったりすると、危ないですね…」

 「無理をして車に乗るのは、法律で禁じられているんですよ。知っていましたか?」

 「え!? 法律違反ですか? あとで詳しく聞きたいです!」

 「では、今日は疲労運転のお話を少ししましょうか。まずは1週間の振り返りを…」

 「今週も張り切ってインタビュー、行ってみよう!」

病院でも緑のアイツは活躍しています!


 「今回は、病院での研修の打ち合わせだったのですね」

 「看護部長さんとの打合せでした。来年の夏の研修を相談していますよ」

 「医療の現場で緑のアイツ…。 運輸・輸送業界のイメージが強いので、驚かれるかもしれませんね」

 「医療職は、ご自身の身を守る意味でも、患者様の身を守る意味でも、安全への取り組みが大切な業種です。ミスが許されない現場ですから、こういう場で『安全』や『伝わる組織』を語らせて頂けるのは、とても大きな意義を感じますね」

 「病院や、老人ホーム、医療関連の施設での研修や講習もあるのですね」

 「時々、ご依頼いただきます。管理者の方々に向けての研修もありますし、一般職の看護師さんたちに向けての研修もありますね。 安全に関する研修は、どの病院も必ず行いますから、外部講師として招いていただく形もあるんですよ」

 「ヒヤリハットやアクシデントなど、医療安全管理の面でもサポートを?」

 「そうですね、病院の組織として、安全や組織風土づくりに関する面でのご相談を受けることもあります」

 「病院の経営と、医療安全は直結しますから、どこの病院側も熱心に取り組んでいますね」

 「安全の関係する職場は、ありとあらゆるところにあります。病院も、工場も、もちろん運輸も。 『安全』が関わるところには、積極的に関わっているんですよ!」

 「こちらは、佐賀県の安全管理者講習ですね。年間講習を終えました」

 「佐賀県の安全管理者の皆様、お疲れ様です!」

 「単なる決まりだからと受講するだけでなく、しっかり意識を持って受講してくださるのが嬉しいですね」

 「年に一度でも、安全について一日中考え続ける機会なんて、そうありません。 講習を定期的に行う、ミーティングを定期的に行う、現場を定期的に視察するということは、注意喚起にもなって大切なことですね」

 「法律で決まっている講習や、施設などに対する監査は、きちんと安全を守っているか確認するという側面が大きいですね」

 「私も経験があります。監査前は、みんな、慌てて施設の中を見回ったり、資料を見たりしていました…」

 「日常、なんとなくこなしている安全の部分を、定期的に見直すきっかけになるなら、いいことです。でも、監査や講習をこなすことが目的になっていないか、注意が必要ですね」

 「確かに、監査が終わったら元通り、では意味がありません。習慣になるぐらい、身に着けないとですね」

 「はい。でも、習慣化しすぎるのも、また良くないんです」

 「え?」

 「例えば指差し確認。何を確認するために指差ししているのか。ただのジェスチャーにしてしまっていないか? こうであると思い込み ながら、流れで軽く確認して、指をさすふりだけしていないか…?」

 「慣れすぎると、また本質を見失うことがあるんですね」

 「そうです。だから、時に思いを新たに、『大丈夫?』と振り返る機会が必要なんです。どうして安全が必要なのか、なぜその作業を行うのか。そのセルフケアを、自然に行えるようになるのが、イエス、アンドの求める理想ですね」

 「なるほど、『自然と安全になれるような行動を取ってしまう』ようになるんですね」

 「イエス,アンドが通った後は、みんなが安全でいる…そんな風にしたいです」

たくさんの人が行き交う公道。 常に、全ての交通パートナーが安全にいられるように願います。


 「社長、先ほどのお話ですが…」

 「疲労運転のこと、ですね?」

 「無理をするな、疲れたら休む勇気を持つように…と社長は常々仰っていましたが。まさか法律違反とは!」

 「法律違反だから、無理をしてはいけないというわけではないんですよ。無理をすると仕事のパフォーマンスも落ちますし、注意力も落ちて何より危険です。そもそも、そんなに無理をするということは、業務の工程や量に見直しが必要かもしれませんしね」

 「無理をするというと、過労状態で運転をするということですよね。具体的にどう危険なんでしょうか?」

 「はい。実は、過労には、明確な定義はありません。ですが、通常、過労状態で運転をすると「注意力が落ちる」「疲労感が増大する」「眠気がある」ことが問題になります」

 「長時間労働や、夜勤明けの運転、辛いですね…」

 「過労運転状態で業務をして重大な事故を起こすと、運転者本人は『疲労を自覚しても運転を継続した責任』と、『プロドライバーとして過失を犯した責任』を問われます」

 「厳しいんですね! で、でも…、それぐらい忙しかったのかもしれませんよ?」

 「もちろん、その状態で運転させた事業主や、運転管理者も罪に問われます。危険なことをわかっていて、業務に従事させる罪は、重いですから」

 「疲労運転から居眠りで追突事故を起こしたトラックやタンクローリーの運転手が、その責任を問われて実刑を受けた判例もあるんですね」

 「はい。一歩間違えると、重大事故につながります。 米国自動車協会(AAA)の研究では、「5時間以下の睡眠で運転することは飲酒運転の危険性に匹敵する」としているデータもあります。正常な運転ができない状態では、やはり車に乗るべきではありませんね」

 「なるほど…。 社長は、疲労運転防止のために、何を大事にすべきと思われますか?」

 「そうですね。 ドライバーと、事業主・運転管理者が、十分にコミュニケーションを取ることで、随分事故が減ると思います」

 「コミュニケーション…ですか?」

 「ドライバー自身が健康管理をすることはもちろん大切ですが、疲れているとき、上司や管理者に『疲れている』と言い出しやすい雰囲気があるといいですね。また、管理者の側も、余裕のある運行計画を立てるのはもちろんですが、点呼や日常の中で、運転手のちょっとしたサインに気づきやすい環境であって欲しいです」

 「あれ、顔色が悪いな、とか。 最近、遅刻が多いな、なんてことから疲れに気づいたり…?」

 「そうです。危険を感じるような体調の時は、絶対に車に乗らない。そして、彼らが無理せずに休める環境づくり、ですね」

 「……社長のリラックスした雰囲気の投稿も、もしかすると意識的なところがありますか?」

 「全力で動くのは大事ですが、無理はしない。自分を大事に生きること、オンとオフを上手に切り替えるのも、大切なことです」

 「運転だけでなく、生き方そのものが変わっていきそうです」

 「そうですよ。だって、安全は、人生ですから!」

 「なるほど! 社長の決め台詞が出たところで…」

 「では…、今週はこのあたりで。皆様、ご安全に~! 」

(イエス,アンド事務局)

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