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安全ブログ

2018.01.09

その行動には理由がある

先日、神社にお参りに行ったときのことです。

川沿いの遊歩道を歩いて、参道へと向かっていました。

左側は、柵もない川の土手。
右側は、砂利が敷き詰められた空地が続いています。

遊歩道は幅が1.5mくらいのコンクリ敷です。

前から、お参り帰りの親子連れが歩いてきました。
小学生3人と母親らしきひと。

私は、スッと砂利の空地によけて道を譲りました。
川側は柵もないし、お子さんたちが危ないかもしれないと思ったからです。

人数が多いと「どっちによける??」と迷いが出て、
万が一、川の方に足を踏み外さないとも限らない。
(うちの息子は落ちたり、転んだり、よく視界から居なくなっていました 笑)

すると一緒に歩いていたひとから
「砂利を歩くと、靴が真っ白に汚れる。
こちらを歩いた方が良いよ。」
と声を掛けられました。

「ありがとうございます。前からお子さん
たちが来るのでね。」
とだけ答えて砂利道を歩きました。

私の靴の汚れを気遣ってくださるのは有難いのですが、靴など拭けば良いのです。

自分の靴が汚れるのを防ぐことと、
前から来る親子連れの、
万が一の「落ちるかもしれない」ことを
天秤にかけると、私の選択は一つです。

どんな行動にも理由があって、
意識的にでも、無意識であっても
「理由もなく、その行動は取らない」と
私は思っています。

だからこそ、頭ごなしに、反射的に、
「こうすれば良いのに」
「こうしなさい」
「そうすべきでない」
「そうしない方が良い」
と、一方的にアドバイスして
相手をコントロールしてしまおうとせずに、

「どうしたの?」
「何があって、そうするの?」
と、一旦、フラットに理由を聞いてみるのが良いのでは、と私は感じています。

自分との視点の違いが見えてくるかもしれません。

わたしも気をつけたいな、と思いました。
(^-^)

(森川 美希)

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