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安全ブログ

2018.02.09

【Vol.24】あなたは『KY』行動、出来ていますか?

安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!

『週刊・緑のアイツ』Vol.24をお届けします!


こんばんは!

イエス,アンドの合言葉は、

『今日もご安全に!』

あなたが、自然と『安全を守ってしまう』ように、

イエス,アンドが行動力をインストールします!

イエス,アンドと代表 森川美希の1週間をお届けしております!
今週は関東~名古屋に遠征中の代表を追いかけます!

作業安全の研修・講座で、あなたの『安全』の知識を、バージョンアップします!


 「こちらは福岡での研修ですね?」


 「はい。作業安全の研修です。この現場で多い事例を紹介して、問題点や気を付けるべき点を、共有して現場レベルまで落とし込めるようにお話していきます」

 「……あれ? 交通安全の研修と同じ視点ですね」

 「はい、そうです。 現場が変わっても、実は『安全』に関わるポイントは大きく変わらないんです」

 「イエスアンドが関わっている業界と言えば…輸送や製造、医療ですね?」

 「はい。でも、どの現場の事故も、大部分がヒューマンエラーを起因としていますから、根っこが同じなんです。そこに、その業界独自の視点を加えて見るわけです」


 「こちらは安全リーダーシップ研修ですね」

 「こちらは、ドライバー職、商品管理職、事務職と、いろんな分野の若手リーダーの方が集まってくださいました」

 「どこの職種でも、ヒューマンエラーを無くすためのコミュニケーションの大切さは、同じなんですね」

 「はい。そして、この研修のすごいところは、任意・自由参加だったのに、対象者の8割が参加されたことです。この思いで現場を動かしてくださるのは、本当に頼もしい限りですね」

 「若手リーダーが育つ職場…先が楽しみですね」

 「はい。今後の皆さんの取り組みが楽しみです!」

KYって、ご存知ですか? 作業の現場では当然の、『KY行動』とは…?


 「KYって、何か知っていますか?」

 「え? ええと…空気読まない…?」

 「一時期若い世代の流行語でしたが、そちらではなくて、作業現場の用語なのですが…」

 「業界用語…? カカク、ヤスク…?」

 「いえいえ。危険予知活動。 KY活動、KY訓練、などと言った言葉で、『職場や作業現場で起こりうる災害を未然に防止するための活動…』というとわかりやすいでしょうか?」

 「危険予知…ですか」

 「例えば…以前、私が見て回った現場のことです。現場に、小さな踏み台が置いてあるのを見つけました」

 「踏み台ですか。手が届かない場所でもあるんですか?」


 「そうです。小柄な作業員の方が、手が届かないからと、ご自身で置かれた踏み台です」

 「ふーん……で、終わらせてはいけないんですよね?」

 「この方は、背が届かないからと、高熱の機械の近くで、この踏み台を使って作業をしていたんです」

 「えっ、危ない!! リーダーさんや、周囲の方は気づかなかったんですか?」

 「この現場では、見慣れた普通の風景になってしまっていたんです。むしろ、作業のために、工夫をした、と思っているぐらいの感覚なんですね。もし踏み台がぐらついてこけてしまったら、もしバランスを崩して高熱の機械に手をついてしまったら、と、いくつも危険要素が予想されます」

 「危険を予知する感覚を研ぎ澄まして、現場を見る…」

 「そうです。 危険に対する感受性や、問題解決能力を持つことが大事なんです」


 「ちょっと危ない、と感じることをチェックしあうことで、大きな事故を防ぐんですね?」

 「そうです。『1件の重大事故の背後に、29件の軽微な事故があり、さらに300件の事故につながりかねない、いわゆる「ヒヤリ・ハット」の事象があるとする(デジタル大辞林より)』という、ハインリッヒの法則がまさにこれです」

 「大事故(アクシデント)に至る前に、事故分析、状況分析をして、事故の目を摘んでいくのですね」

 「我々イエス,アンドが、適性診断の活用や、事故分析を大事にするのは、ここです。適性診断や、ヒヤリハットやインシデントの報告書といった資料を活用することは、現場を見つめて「対応し、分析し、改善する」ということにほかならないんです

 「でも、現場のドライバーさんや、安全管理者の方が忙しすぎて、なかなか手を付けられないんですね…」

 「それだけではなく、多忙な中で提出しても『どう活用されるのかわからない』『見てもらっている感覚がない』というのも、提出されない理由にあるでしょう。管理者の方も『資料の見方が分からない』『分析に自信がない』という部分があるのではないでしょうか」

 「イエス,アンドは、事故報告書を効果的に利用するための指導も行っていますね」


 「はい。実際の事故報告書フォーマットをもとに、管理者の方が自身で『今後に活かせる報告書』を作ることが出来るよう指導・サポートしていきます」

 「分析→対策立案→安全行動に落とし込むまでの流れを、自分たちで出来るようにスキルを上げていくのですね」

 「はい。 小さな気づきや、小さな確認を積み重ねながら、安全は作られる。安全にするには、特効薬があるのではなく、毎日の行動の積み重ねしかないのです」

 「毎日『安全に』…?」

 「はい。だから、『安全は人生だ』なんですよ」

安全を守りたいという『一体感』を感じる…。 やはり、この仕事が大好きです。


 「会議、研修、ミーティング…現場で寄り添いながら、その変化を見守るのは、大変なことですね」


 「そうですね。ですが、現場の方達は、もっと大変です。管理者の方々、経営者の方々も、神経をすり減らして努力されていますよ」

 「現場を、安全にしたいから、ですよね?」

 「そうです。経営トップ、事業所トップ、事業部リーダー、現場リーダーの方々…。皆さんが、現場を一生懸命支えていらっしゃる。現場もその気持ちを受け止めて、士気高く働ける。これが本当の理想です」

 「安全風土の醸成、ですね」

 「醸成、というのは、いい言葉だと、つくづく思っています。安全への取り組みは、一日で出来るものではありません。日々、少しずつ努力を積み重ねて、組織が作り上げていくものですから」

 「会社全体が、一丸となって努力してくださるよう、お手伝いをしていく…」

 「はい。その場に、寄り添って、全てを見届けることのできるこの仕事を、本当に誇らしく感じます」

 「森川社長の、安全への熱意、今週もしっかり感じることが出来ましたね。来週もイエス,アンドの動きをお伝えしていきますね!」

 「では、どうぞ、皆様、ご安全に…!」

 

(イエス,アンド事務局)

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