2018.05.01 安全行動のヒント
まず自分が安全になる
事故に遭いたくて遭っているひとは
一人もいません。
その人にとって、
正しい行動や
行けると思った行動、
大丈夫と思った行動が
残念なことに
事故という結果になってしまうことも
多々あります。
こちらが優先道路で当然、相手が止まると
思ったから、
まだ遠くに相手がいて行けると思ったから、
相手が止まってくれると思ったから、
行ったら、ぶつかった。
防衛運転と言いますが、
まず自分を守る運転をして
自分が安全な状態になっていて
何かに、誰かに、接触しなければ
事故はありません。
・
ヒューマンエラーは起きます。
目の病気に気付かなかったり、疲労が蓄積していたりして、
信号や標識を見落とすひとがいるかもしれない。
案外、こちらが思っているより、相手のスピードが出ていて、
危ないかもしれない。
相手が止まってくれないかもしれない。
「大丈夫だろう。行けるだろう。」という
「周りの環境まかせ」の考え方から
「危ないかもしれない。危険を見つけて自分から
避けよう。」という「自分から安全になる」考え方へ、シフトしてみませんか。
優先するのは、ぶつからないこと。
もらい事故でも、
こちらが優先なのに接触されたとしても
怪我をしたり、事故処理をしたり、
大変なことや、面倒なことばかり。
こちらが優先でも、危ないかもと思ったら
ちょっと譲って「ぶつからなくて良かった」
と、接触しない行動を選べると安全ですね。
(森川 美希)