2018.06.19 組織マネジメント
運転は、お人柄
前職で よく会話に出ていたのが
運転は、お人柄。
お客様との会話や
研修や講話での事例を提示するときに
「運転には、お人柄が出ますね」
という話題は
あるある話になるので
身近な “日頃の振り返り” に なります。
運転適性検査の
営業 兼 インストラクターでしたから
ひとが自分と向き合うこと、
自分とコミュニケーションを取ることを
どのようにすれば
負荷なく、向き合えるのかな、と
よく考えていました。
運転適性診断結果を渡しても
「ふーん」とデスクの引き出しに入れて
おしまい、だと何にもなりません。
また診断結果をもとに
低い傾向のところを
ここが悪い、これが悪いと挙げ列ねて
アドバイスという名の
叱責を受けるのも辛いことです。
信頼できる管理者や指導員、
交通カウンセラーと一緒に
適性診断結果をツールとして見ながら
日頃の運転行動を振り返ること。
・
やはり
聴こうとする聴き手がいるからこそ
饒舌に日頃の行動を話すことができて、
初めて、自分を振り返ることができると
現場を見ていて感じます。
運転適性診断結果を
丹念に理解することは
自分と向き合う良い機会のひとつだと
本当に思います。
運転者台帳や
会社の記録簿に大切に大切に
しまいこんでいては、もったいないです。
ぜひ、時には手元に出して
気がかりなドライバーさんが
ご自分本人と向き合う時間を
管理者が作り出しませんか。
管理者は寄り添うだけで
適性診断結果の傾向を見たドライバーさんご本人が
自由に、日頃の運転行動について
自分なりに話すことを
とことん聞いてみませんか。
その中に気がかりを解消できる
ヒントが必ずあります。
(森川 美希)