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安全ブログ

2018.07.24

環境が行動を決める

事故を起こしたくて起こしている人は
1人もいません。

通常なら、危険に気づき、
怖いと感じてブレーキを踏みます。

「怖い」と、感じずに、気づかずに
もしくは、気づいたときには遅く
事故に遭います。

「怖い」と感じない、気づけない環境が
いくつかあります。

● 死角という環境と、それを学ぶ環境

・道路の形状
・建物の陰
・対向車の陰
・自車のピラーなどのクルマの構造
・暗がり・光源の不足、など
「物理的に見えない死角」という環境があること。
そして、それを学んで、知って理解できる環境がないこと。

● 速度、動作がはやい(車の速度、挙動の早さ)という状態を続けている環境と、
そのリスクを学ぶ環境

速度、動作がはやいと下記のようなことになりがちです。
・制動距離が伸びる
・見落としが増える
・車間距離が縮まりがちになる
・操作ミス、確認ミスが増える
・省略行動が増える(手順を省略して、まあ、いいか、行けるだろうと行動する)
「速度、動作がはやい」とリスクが高い環境になること。
そして、それを学ぶ環境がないこと。

● 見ていない状態を作る環境と、その危険を学ぶ環境

「正確に見ることができない状態」には下記のようなものがあります。
・居眠り
・飲酒、薬物
・目の病気
・脳や心臓の病気
・スマホなど精密機器の操作と注視
・電話の通話
このような状態になってしまう生活環境や労働環境、心理状態があること。
そして、それがどれだけ危険なのかを学ぶ環境がないこと。

上記のことは、たった3つの一般的な
事例です。

他にも、事業所によって
個別具体的に
知っておきたい危険な環境があるはずです。

誰でも「怖い!」と感じれば、気づけば
もっと、よく見るでしょうし
ブレーキをかけることが出来ます。

それらの危険を感じて
安全行動をしてしまうように
安全行動をしなきゃ気が済まないように
(笑 : とある企業のリーダーの言葉)

個別具体的に、
伝えること、教えることが
出来ると良いですね。

ひとが並んでいると私は並ぶタイプですが、
エスカレーターが時々迷います。


東京、博多は左だよね、大阪は右かな、
名古屋は右と左が混ざってる、、、。

これもお土地柄という環境なのかもしれません。(^-^)

ラジオ二度呼んで頂きました】

(森川 美希)

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