安全マネジメント、運転適性診断活用、
人材育成の事なら株式会社安全会議へ

安全ブログ

2018.08.07

追突防止のちょっとしたコツ・考え方

「十分な車間距離」の取り方には、
本当に個人差があります。

目分量で距離感を聞いてみると
「約10mの同じ幅や長さ」を見て
回答には、5~10mの差が出ます。

また家族や身近なひとの運転の仕方が
当たり前の習慣になっていると

車間距離の取り方も
それがいつもの普通ですから
疑問を持ちません。



街で2~3度、見かけた追突事故は
どれも渋滞時に、
前車との距離が1m程度で
スルスルと動いてコツン。

勘違いやわき見、ちょっとのよそ見で
ブレーキが甘いと
気づかずに動き出して、ぶつかります。

走っているときでも同様に
ちょっと他に気を取られた瞬間に
前車が目の前に来ます。



そんな時に
「自分が確実に止まれる距離」を
開けていれば
ヒヤッとしても止まれます。

この「自分が確実に止まれる距離」と
いうのも、曖昧な表現ですが、
これまた個体差があります。

危険を察知できる認知能力、
危険を気づき判断が出来るまでの時間、
判断してから動作に移るまでの時間、
ブレーキを踏み込む力加減、などなど
個体差は多々あります。

要は、普段ブレーキを踏み込む機会など
ほとんど無く、
危険に遭うことも少ない中で

「自分が確実に止まれる距離」は
『分かっていない』のだからこそ、
自分に問いかけます。



「今、後ろから追突されたときに
前のクルマに玉突き事故になって
サンドイッチ状態にならないかな?」

怖いのは、万が一、
後続車がノーブレーキで追突して
自分が前のクルマに玉突きしたときに
自分の下半身が挟まれてしまうこと。
自分の脚が挟まれてしまうこと。

もちろん前のクルマの方に
被害を与えないよう防がなくては
なりませんが、
同時に自分の身体を守ること。

ぶつからない環境を確保し続けて
自分を守る防衛運転が
周りの方々の安全をも担保します。

まず自分を守って、どうぞご安全に

ラジオ二度呼んで頂きました】

(森川 美希)

お問い合わせや資料請求・ご相談はこちら ご質問やお見積などお気軽にお問い合わせください。

安全マネジメント、運転適性診断活用、人材育成の事なら株式会社安全会議にお問い合わせください