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安全ブログ

2018.08.10

【Vol.50】毎日の中に安全のヒントは隠れている! プロの目で見つけ出します

安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!

『週刊・緑のアイツ』Vol.50 をお届けします!

こんばんは!

毎日やっている、指差し確認、決まったルールの実行。

ちょっと待ってください、その指差し、ルールはそもそも、なぜ必要なんでしょう?
なんとなく指さすふりだけ、ルールを目でざっと見て、やったつもりになっていませんか?
安全を見直すとき、イエス,アンドはその事業所やドライバーさんの『日常の姿』を、
改めて見つめます。

新しい機械や、新しいルールを増やすのではなく、
今やっていることを丁寧に見直すだけで、事故が減っていく…?

そんな、イエスアンドの視点の秘密を、社長に伺ってみますね!

さあ、今週も!
振り返り記事、行ってみよう!!

事故防止講習へ! 初業務には、特に力がこもります!


 「また初業務ですか! 新しい現場が増えて、大変ですね!」

 「嬉しいことに、たくさんの『新業務』をお引き受けしていますが、やはりどの業務も、初回は本当に緊張しますね」

 「先日から、繰り返し繰り返し、研修の流れや資料、伝え方を研究されていた現場ですね?」

 「私はいつも、現場ごとに研修資料を作り直したり、話の構成を変えて対応するのですが、いつも研修前は本当に緊張しますよ」

 「社長のスムーズなセミナー進行を目にしていますが、いつも本当に楽しそうに話されている印象です」

 「研修に来た時に、資料を読み聞かせるだけだったり、緩急のない話し方だとがっかりしますよね」

 「確かに、眠い時は残念ですよね」

 「私が目指すのは、内容に興味を持ってもらって、その上で、知ってもらった知識を使うところまで、受講者さんの意識を持っていくレベルです。ですから、声掛けや、促し方、話し方、進行する流れなども、日々研究しています」

 「何年も、同じ内容を繰り返しているだけの研修って、時々見かけますよね…」

  「運輸の世界では、頻繁に法改正が行われていますし、古い情報をそのままお話するわけにはいきません。それに、時事問題や、事業者の方や管理者の方が取り組まなくてはならないトピックスは、やはりしっかり取り入れていきたいですね」

 「活躍の場が広がれば広がるほど、学びや準備にも力が入りますね!」

 「ひとりでも多くのドライバーの方に『安全』に興味を持って、行動してもらうこと。 それを支える管理者の方を応援していくこと。 このために、少しでもリアルな現場を伝えられるよう、日々努力をしていきます!」

人はいくつになっても成長できる!


 「就業支援! 先日からの、産業カウンセラー協会のものですね?」

 「今年度お引き受けしている産業カウンセラー協会の業務のお仕事ですね」

 「社長は日頃は運送業のドライバーさんを対象にお仕事をされていますが、共通する部分はありますか?」

 「私は、いくつになってもひとは成長する力を持っている、と思っていますし『より良くなりたいと思う気持ちを持っている』と思います。分野は違っても、しっかりお話を伺って、自分で目の前の課題を解決していけるように気づいてもらう関わりは、変わりません」

 「何歳になっても、成長できる…」

 「はい。どの現場の方も、毎日の業務の中で、『もっとこうしたい』『こうしたら良くなるはず』と 感じる時があるはずです。でも、そういう気づきは、敢えて拾い上げようとしていかないと、共有されずに流されていくものです」

 「『次こうしよう』、とか、『おっと、危ないな』というような、小さな気づきですね」

 「はい。どういう現場も、どんな人の中にも、そういった小さな改善の芽はあります。そこを、ひたすら寄り添って話を聞いていくことで、自分で気づいて引き出していく、シェアして現場に還元していく場をつくるのが、私の仕事の一つだと思っています」

 「そうですね。イエス,アンドが関わる現場は、どこも確実に成長していきます」

 「うちの現場は変わらない、あの人は変わらない、と思っている企業様も、あきらめずに、一度声を掛けて頂きたいと思います。いつもと違う目で『現場』を見るだけで、大きな気づきがたくさんあると思います」

 「そういえば、イエスアンドには『勝手に現場診断』、と言うサービスがあるのですよね?」

 「ご依頼いただいた企業様、事業所様に伺って、現場の雰囲気、駐車場、倉庫や休憩室、作業場などを拝見して、事故の芽や危険の気づきを、事業所様にフィードバックしていくという試みです」

 「プロの目で見て、気付くこと…。そんなに気づくことが多いのですか?」

 「毎日見ていると、風景に変わってしまうことを、丁寧に拾い上げて、一緒に考えてみるだけなんです。どうしてこのまま置いているの? どうしてこういう形にしたんだっけ? と振り返る目線ですね」

 「最初は良かれと思って始めたことも、だんだん形骸化していて機能していないということもありますね」

 「そうです。身だしなみに気を付けているはずの事業所の鏡が汚れている。ちゃんとみんな、鏡を見てから出発しているのかな?というような、本当に小さいことですよ」

 「それを、重箱の隅をつつくと感じるか、『そういえば最近、形骸化してるな』とハッとするか…」

 「安全な事業所であろうとするとき、何も特別なことをたくさんするのではなく、自分たちで決めたことを、毎日丁寧に実行することが大事なんです。だから、事業所のありのままの姿で取り組み続けることが、ちゃんと色々なことが伝わっていくことになる、私はそう思っています」

 「一度森川と話したい、自分の事業所も見てほしい…そんなお話があれば、ぜひお問い合わせからお願いいたします!」

 「お待ちしています。 どうぞ来週もご安全に…イエス,アンドでした!」

 

(イエス,アンド事務局)

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