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安全ブログ

2018.10.08

ほら、たくさん食べて

街で見かけたご家族。

とっても細くて華奢なお母さん。
その隣に、健康的にふっくらとしたお嬢さん。
そして、少し離れたところに、ガッシリしたお父さん。

笑顔でおしゃべりをしている、そんな3人の姿を見ていて思いました。

お母さんは、おそらく、お父さんに合わせた献立を考え
スタミナたっぷりの食卓が用意されるのだろうな。。。

そして、お嬢さんは小さいときから、それを 当たり前と思って
出された食事を皆んなで囲んで、食べてきたのかな。

自分の場合を振り返ってみると
小さい頃、未熟児だった子供たちのイメージが抜けきれず、
高校を卒業するくらいまで、「ほら、たくさん食べて」と、
どんどん食卓に並べていました。

お腹を空かせて、弱々しく泣いていた、
保育器の中の赤ちゃんのイメージが、なかなか抜けなかったのです。

夕食後は、果物やデザートを用意し、
夜中にお腹が空くかもしれない、と
子供たちがよく買うお菓子は、切らさずに買い置きして
マックに行けば必ずセットをオーダー。

大学受験勉強中のお兄ちゃんから「もうお菓子の買い置きせんで」と
言われたときの衝撃。

マックに行って、娘から「ナゲットとアイスティーだけね」と
言われたときの困惑。

お腹が空いてはかわいそうと、いつも、いつも、たっぷり用意して
お腹いっぱいになるように、と、思っていました。

ひとりひとり、違うのに。

さまざまな場面で、同じようなことが起きていると思います。

ひとりひとり違うのに、画一的な対応をしてしまう。
標準化や一定水準に達することとそのプロセス。
それと、画一化することとは違うと思っています。

個別に、よく観察して、お話を聞いて対応していきたいと
常々、思います。

この文章を書きながら、いま、目の前で起きてきたことに
画一的に、反射的な反応をして、対応してしまった私。

起きた事象に、反射的に反応するとエラーをしますね。

反省しています。

このことは、また機会があれば、書きたいと思います。

(森川 美希)

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