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安全ブログ

2018.12.07

【Vol.67】師走!締めくくりの時期…ともに、新たな「アイツ」の登場です!

安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!

『週刊・緑のアイツ』Vol.67 をお届けします!

こんばんは!

師走! ということで、気持ちもどことなく浮き立ち焦る12月。

今日はさっそく、振り返り記事に行ってみよう!

せわしい時期。 だからこそ「平常心」。 何があっても「平常心」、なんです!


 「カレンダーが12月に変わっただけで、どことなくせわしい気持ちになりますね!」

 「年末に向けて、グッと寒さが増して、路面状況が変わる時期です。クリスマス、お歳暮、年越し準備にと、荷を積んだトラックがよりいっそう行き交う時期でもありますね」

 「はい! なんだかそわそわしてしまって…!」

 「周囲の状況、体調や、天候、時間。いろんな条件で、私達の気持ちは動きます。 でも、一旦気持ちの動きをリセットしてから、車のハンドルを握る習慣をつけてほしいですね」

 「確かに、焦る気持ちで車に乗るのは避けたいです。 でも……約束の時刻に遅れそう、雨が降る前に作業をしたい、伝票をもう一度確認したい、トイレに行きたい…!と思うと、ぐっとアクセルを踏みそうです」



 「気持ちはとてもよくわかります。私たちは、色々な理由で、時間に追われたりしますし、急いで何かをしたい気持ちを持っています」

 「でも……?」

 「そういう時こそ、平常心、に、すっと自分をリセットするんです」

 「イライラしたり、焦ったり、慌ててハンドルを握ると、ミスをする?」

 「はい。12月でも、遅刻しそうでも、雨が降りそうでも、運転はいつも通りに行うんです」

 「なるほど。そもそも遅刻しそうな状況にならないように、調整が必要ということですか?」

 「もちろん、整えられる環境は整えられると良いですね。 時間に余裕を持ったり、出発前に忘れ物を再度確認するだけで、随分とゆとりが生まれて、気持ちの揺れも減りますよね」

 「しかし、体調や天気、アクシデントでいらいらする時は、自分の心がけ次第では何ともならない気がして…」

 「例えば、納得のいかないことで怒ることは、誰しもありますよね。感情の豊かな人は魅力的ですが、一方で怒りっぽいという人も、いますね。 運転中、車内でつい、悪態をついてしまうとか、無理な追い越しや割り込みに、ぐっといら立ちが起きたり」

 「私はルールを守っているのに!という気持ちで、こうイラっとするときがあります…」

 「そんな気持ちになった時、クールダウンをする方法を日頃から考えてみてはいかがでしょうか。 あまりに品のない怒声などは考えものですが、「あー!」と大きな声を一瞬出してスッキリするなら、それもありかもしれません」

 「要は、この行動で自分が落ち着く、という何かを知ること、ですか?」

 「焦りは、ミスを呼びますし、ミスすると、より一層焦ります。ドライバー皆さんの工夫で、 『イラっとしたら、電話してよ』と、メンバーに伝えていらしたリーダーさんがいらっしゃっいました。自分のチームのドライバーさんの無事や無事故を思う、気持ちのこもったエピソードだと思いませんか?」

 「気持ちが切り替わらない時、自車の周りをぐるっと一周歩きながら深呼吸するとか、車内に置いたお守りや、気持ちのこもったアイテムを見つめる人もいると聞いたことがあります」

 「そうですね。 性格はすぐに変わらないものですが、自分の傾向を知ると、『今は危ないな、切り替えよう』と、リフレッシュするタイミングがわかります」

 「せわしい時期だからこその「平常心」。 それでいて、何があっても「平常心」、なんですね!」

 「はい。それが必ず、ドライバーさん自身を助けます」

冬、年末、師走。今だからこそ気を付けるポイントを、みんなでおさらいです。


 「朝晩の時間帯、日陰、橋の上、トンネルの出口……。共通するのは、なんだと思いますか?」

 「はい! 冬の路面状況の注意ポイントですね!」

 「そうですね。 今、この時期、この時間帯、このタイミングは何に、どこに気を付けるべきか。 知っているのと知らないのでは、身の守り方が変わりますよね」

 「確かに、橋の上が凍ると知らなければ、橋の上でスピードを上げたりするかもしれません」

 「知っている人には当たり前のことなんです。でも、新人さんや若い方、逆にベテランの方でも、雪のない地方に住んでいらした方は、知らないこともあります」

 「だからこその、研修ですね! こちらは…チェーンの装着です」

 「はい。ベテランドライバーの知恵や、新たな視点での気づき、最新の法令の変更点なども共有できるのが、研修の良さです。 企画も立案も、現場の人たちが「今必要なことって何だろう?」に立ち返って考えていくので、身になる素晴らしい研修になりました」

 「なるほど……。知らないから、出来ない。 知っているけれど、やらない。 この二つは、似ているけれど全然違いますね」

 「少なくとも、前者の方は、知識を付与することで『出来るようになる』人たちです。 研修やミーティングで気づきを増やしていけば、ぐっと安全行動が増える人たちですよ」

 「研修と言うと、面倒だし、知っているし、時間がないし、と避けてしまう方もいます。 ただ一方的に知識を流し込まれると、他人事としてスルーしてしまうこともあるかもしれませんね」

 「だから、参加型の研修なのですね」

 「チェーンを装着するという事柄ひとつとっても同じです。自分ごととして、その内容を引き寄せて考えてみる。自分が装着するなら、どういう場所で装着したい? どういうタイミングで装着したい?」

 「あの時、あの人がこんなことを言っていたな、と記憶に引っかかるポイントも増えそうですよね」

 「記憶に残って、知識を活用してもらえるのなら、研修の大きな目的は達成されています。 現場の人たちが、一番自分たちに必要なことを知っている。だから、管理者の方々と、活きた研修を作り続けたいですね」

新たな、緑のアイツがやってくる!? 来年の元旦をどうぞお楽しみに!


 「社長……こちらの方は……?」

 「ご紹介しますね。このブログに、来年から登場してくださる、新しい緑のアイツです」

 「新しい…! では、定期で記事をご提供できるのでしょうか?」

 「毎週火曜日に私が書いているコラムと、交互で、この方のコラムがお届けできる予定です」

 「そうなのですね! ええと、お名前をお伺いしていいでしょうか?」

 「この方は 『緑一郎さん』 です。 長らく交通の現場で働いてこられた経験を活かして、すぐ使えるドライバーさんのワンポイントアドバイスをご提供くださいます」

 「随分とまた……すらっとした、素敵な紳士ですが」

 「はい。ご本人もとってもお優しくて、懐の深い頼れる方です。新たな緑のアイツ、ですよ」

 「現在、誠意執筆中でいらっしゃるとのこと!」

 「そうですね、楽しみに元旦を待ちましょう」

 「期待の緑一郎シリーズは、1月1日からお送りします。皆様、どうぞお楽しみに!」

 「では、来週もご安全に。イエス,アンドでした!」

(イエス,アンド事務局)

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