安全マネジメント、運転適性診断活用、
人材育成の事なら株式会社安全会議へ

安全ブログ

2019.02.26

車庫・構内事故2 《緑 一郎つぶやきシリーズ Vol.5》


一郎のページへようこそ!

このページは、()イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った

「とっておき情報」「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、

これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、

交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、

それは私にも「最高の幸せ」という思いから、

“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 

第5回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「車庫・構内事故2」』について呟きます。

「車庫・構内事故2」は、“後退時の安全確認”についてです。

 

第4回の、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「車庫・構内事故1」』では、

「物損事故は車庫・構内でも多く起きています。」と呟きました。

さらに、車庫・構内事故の多くは、後退時に発生しています。

衝突の相手は、
○ 駐車車両
〇 建物の壁、シャッター
〇 建物の屋根、庇(ひさし)
○ 車止めパイプ、柵、フェンス
○ エアコンの室外機等
いろいろです。

では、なぜ衝突したのでしょうか。

衝突の原因としては、
~ホームに後退させる際、停止車両に気をとられて、他車両に衝突した。
~後退の際、建物の屋根を確認してなくて衝突した。
~構内から出る際、他車が進入して来たので、慌てて後退して衝突した。
~駐車車両があったが、もう少し後退できると思い、後退してみたら衝突した。
~納品のため後退していて、エアコンの室外機に衝突した。


さらには、
~狭路に入り込み、切り返していてブロック塀に衝突した。
~車庫入れをしていて、駐車車両に衝突した。
~駐車位置に後退していて、フェンスに衝突した。
~駐車車両のミラーとの接触を気にして、ハンドルを切りすぎ衝突した。

これらの事例は、いずれも後退先の安全確認が不足しています。
後退する際に、後どの位の距離か、周囲に安全スペースはあるか、
障害物は無いか等の安全確認ができていません。

あなたにも、心当たりがありませんか。

では、どうしたら良いのでしょうか、一緒に考えてみませんか。
~後方の安全確認はどうしますか。
~後方だけで良いですか。
~上下や左右はどうでしょうか。
~周囲に、安全な後退、切り返しを妨げるものは有りませんか。
等々、あなたならどのように後方の安全確認をしますか。


※ では、どうしたら・・・(皆さんも、お分かりでしょう。)
~後退する前に、後退先の周囲をよく確認しましょう。
~どの位置まで後退すれば良いか、目標を見つけましょう。
~対向車が来ても、慌てないで安全確認をしましょう。
~バリカー(車止めポール)、フェンスは要注意です。
(バリカー【60~80㎝】は、背が低いため死角に入りやすく、
運転席の高い大型車からは、特に発見しにくいです。)
(フェンスは、先が透けて見え、遠近感が分かりづらいことがあります。)
~車体が長い大型車では、距離感が難しいな、大丈夫かなと思ったら、
躊躇なく降車して後ろまで行き、目視で安全確認をしましょう。

 

それでは、第5回はこのへんで、次回をお楽しみに

 

(緑 一郎)

お問い合わせや資料請求・ご相談はこちら ご質問やお見積などお気軽にお問い合わせください。

安全マネジメント、運転適性診断活用、人材育成の事なら株式会社安全会議にお問い合わせください