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安全ブログ

2019.04.02

【Vol.77】心遣いの配車で事故が減る!? 見守るサポートの重要度!

安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!

『週刊・緑のアイツ』Vol.77 をお届けします!

今日から新年度ですね!
真新しいランドセルを背負った子どもたちや、
新しい制服やスーツで通勤・通学を始める人が増えてくる時期です。

企業が学校や施設で、交通安全教育に携わるイベントも浸透してきましたが、
常に公道で働くプロのドライバーの方々の視点で、
新しく入ってくる交通パートナーを大きな目で見守り、
安全安心な日々を、一緒に過ごしていきたいですね。

では早速今週も、振り返り記事に行ってみよう!

緑も白も、貨物も旅客も。ハイブリッドの知識で、安全を伝えます!


 「こちらはタクシー会社様へ伺った投稿ですね」

 「はい。私のように、トラック・タクシー・バスそして営業車などと、貨物も旅客も白ナンバーも全般的にコンサルティングや研修の対象にしているコンサルタントは、本当に珍しいのでは、と思います」



 「確かに、イエスアンドが関わる企業様には、緑ナンバーはトラックを始め、バスもタクシーも。白ナンバーの企業様もたくさん含まれています!」

 「貨物、トラック運輸の分野でのコンサルティングが多いですが、私はこの業界を、白・緑、貨物・旅客と横に広くカバーしてきた経験があります。そこを重宝してくださって、依頼をしてくださることも増えました」

 「ハイブリッドの知識と言えそうですが、緑・白、貨物・旅客と知識を持つことで、受講者やコンサルティングを受ける企業様にはどのようなメリットがありますか?」

 「やはり、『業界以外では』『他業種では』どのようなアプローチをしているか、をお伝えできる点が大きいのではないかと思います。自分たちの業界のことは、皆さん勉強熱心で、本当によくご存じです。経験深い管理者の方々に、私がお伝えできることはないぐらいと、いつもお話を聴いています」

 「確かに、業界の取り組みは、協会や自助団体の中でも共有する流れになっていますね」

 「そういう時に『他業種』『業界以外』のアイデアや取り組みを知ることで、新しい気づきが生まれることもあります。どの業界も『安全』という枠では大きな流れが同じです。気に掛けるポイント・取り組みが違っても、事故を起こさないという目標は同じですから」

 「新しい視点や、考え方に出会うきっかけづくりに、イエスアンドが関わるのですね」

『配車』で事故が減る!? トラックやタクシーでのミーティングを終えて…


 「今週は移動中に、トラブルが起きましたね」

 「はい。機材トラブルで飛行機が欠航したんです。私は常に余裕をもって移動をするので、大事にならずに済みましたが、やはり急なトラブルや変更は、焦る気持ちや不安な気持ちを呼びますね」

 「トラックやタクシーなど、ドライバーの皆様が運転業務中にも、急なトラブルは起きますよね…?」

 「もちろんです。交通状況、集荷・配達、荷物やお客様の様子、天候や道路の状態、ドライバーご自身の体調やスケジュールの変更…。経験の少ないドライバーの場合は、焦ってしまうこともあり得ますね」

 「予測できるトラブルは避けたいですし、急なトラブルにもどう対応するかが問われますね」

 「もちろんドライバーの方だけで判断する場面も時にはあります。ですが、避けられるトラブルや事故を避けたり、お客様や利用者の方々への気遣いは、サポートしている配車の方々の腕でより高めることが出来るんですよ」

 「配車担当の方の腕…ですか?」

 「トラックのある配車担当の男性は、『自分たちの配車手配で事故を減らせる』と断言します。ドライバーの年齢・傾向・性格・経験値から、ひとりひとりの行先を考慮して配慮し、手配をするんです」

 「では、狭路に入り込んでしまったり、道を間違ったりするようなトラブルも…」

 「場合によっては狭い道路に入り込まないように大通りをずっとぐるっと回って、目的地に着くようなコース取りまで、ちゃんと指示をするんです。まさに、少し手間をかけてそれをすることで事故を減らせる、ということなんです」

 「そんな風に配車されたら、ドライバーの方も安心ですね」

 「とあるタクシーの配車担当者の方の話で伺ったのも、気遣いです。配車手配が入った時にそのご自宅までお迎えに上がる時、ルートを考えて、ドアがちゃんとそのお客様の玄関の方に向くように指示をするんです」

 「お客様が喜ぶから…ですか?」

 「もちろんそれもありますが、ドライバーが車の向きを自分の判断で変更したり、自宅近くで車を方向転換する場所を探す手間が省けますね。急いでバックをしたリ、狭路で方向転換をしないというだけで、事故の芽が減ります」

 「まさに気遣いで事故のキッカケが減る…」

 「はい。『いい配車で事故は減る』と、笑顔で話される配車担当者の方の話を、私も感動して伺いました」

 「事業所全体で、ドライバーさんだけでなく事業所で待つ受付や配車、営業担当の方も、全体で取り組む企業様は、結果が出るのが早いですし『変化』も早いです」

 「笑顔で見送ったり、戻った時にお帰りと言ってくれるだけで、気持ちが引き締まると話されたドライバーさんもいましたね…」

 「ミーティングや研修に参加してくださる方には、ドライバーさん本人や、教育担当の方が多いのですが、配車担当の方にも是非お会いしたいですね。配車担当者のサポート力があってこそ、余計なことを考えずイキイキとドライバーさんが働ける『安全な事業所』ですから」

 「では、また次回まで、皆様ご安全に! イエス,アンドでした」

(イエス,アンド事務局)

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