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安全ブログ

2019.10.22

実践:かもしれない運転5右左折時等の事故防止 《緑 一郎つぶやきシリーズvol.22》

緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った

「とっておき情報」「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、

これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、

交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、

それは私にも「最高の幸せ」という思いから、

“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。


第22回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「実践:かもしれない運転5右左折時等の
事故防止」』
は、大きな自動車の車両特性を、運転する人は勿論、普通車だけ運転の人にも、
知っておいてほしい注意点を呟きます。

○ オーバーハングの車体はみ出し(ふくらみ)による事故

私は、片側2車線道路の第2車線を走っていた大型トラックが、進行方向
右側の工事現場へ、頭から右折で入ろうと、右ハンドルを切り、工事現場
方向へ右折進行した際、第1車線(左側車線)を同じ方向へ直進していた
路線バスの右側面に、大型トラックの後部ボディ左角が、食い込むように
衝突した交通事故現場に遭遇したことがあります。

その時は、どうして路線バスの右側面に、大型トラックの左後部が衝突した
のだろうかと、すぐには状況が理解できませんでした。

大型トラックがバックしていて、走ってきた路線バスの右側面に衝突したの
だろうか。でも、こんなに交通量の多い通りでバックしていたのかなと思いながら、
そこに居合わせた人達の話を聞いていると、だんだんと様子が分かってきました。

大型トラックの運転席前方方向には、工事現場のゲートが開いていました。
この大型トラックの荷台には、工事用の鋼材が積んでありました。
大型トラックは、この工事現場に鋼材を運んできて、ゲートへ右折進入しようとして、
ハンドルを右へ切ったため、リアオーバーハングと言われる現象で、後部荷台左角が
右折前のトラック車体幅より左側に大きくはみ出し、たまたまタイミングよくやって来て、
第1車線を通行中の路線バス側面に衝突したことが、やっと理解できました。

リアオーバーハングのはみ出しは、後方車軸からさらに後方の荷台が長い程、
はみ出し幅が大きくなります。さらに貨物車の荷台に積載物をはみ出して積んで
いる場合は、はみ出し幅がもっと長くなります。この現象は、右折時も左折時も
その反対側に発生します。特に、急にハンドルを目一杯切った時ほど大きく
はみ出し、非常に危険です。

では、この対策はどうすれば良いのでしょうか。
・ まず、車種ごとに異なる、リアオーバーハング現象のことを理解して、
運転する車両がどの程度はみ出すのかを、知っておくことです。

・ リアオーバーハングにならないためには、ハンドルをゆっくり、徐々に
切ります。目一杯切ってはいけません。

・ 左折する場合は、内輪差も気になるところですので、ハンドルのタイミング
を遅らせて切ることがポイントです。さらに、ミラーで左後輪の走行位置を
確認しながら走行し、乗り上げないようにしましょう。

・ 左側端に停止している大型トラックを発車させるときは、いきない右に
ハンドルを切ってはいけません。左方向にリアオーバーハングが発生して
建物や歩行者等に衝突します。ゆっくり、徐々に右へハンドルを切りましょう。

・ リアオーバーハング発生の可能性がある側は、常にミラーで確認しましょう。

・ オーバーハング発生は、リア(後方)だけではありません。フロント(前方)も、
前輪車軸とその前方のボディの部分でフロントオーバーハングが発生しますが、
前方のボディは短いため、事故の多くはリアオーバーハングで発生しています。

・ 工事現場へは、大型トラックで頭からばかり入るとは限りません。バックで
入らなければならない場合もあります。この場合は、現場入口を通り過ぎてから、
バックで入ることが多いと思いますが、ここで発生するのが外輪差(注1)です。
・・外輪差は大型トラックがバックするとき、後ろのタイヤより前方のタイヤが
大きく外側を通ります。外側の安全確認が、大事になります。

・ 普通車を日頃運転している皆さんは、オーバーハング現象は自分とは関係ないと
思わないで下さい。大きな自動車の側を通る時は、フロントオーバーハングや
外輪差のことを考え、車間距離を取って停止したり、十分余裕を持った車線変更の
必要等を予測しましょう。さらに今後は、大型車への意識を変えていきましょう。

注1、外輪差とは、車庫入れ等の際、左(または右)へハンドルを切りながらバックするときにできる、後輪と前輪の軌跡の差です。大きな自動車では、これが大きくなります。

では、第22回はこのへんで、次回をお楽しみに        (緑 一郎)

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