2020.09.29 コミュニケーション
ミスを報告できる?できない?
あなたは、ミスをしたとき
すぐに上司に報告しますか?
ミスをしたら上司に報告しなければならないことは
誰でもわかっていることと思います。
「報告をしない」としたら
どんな気持ちから報告をしないのでしょうか。
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私もこれまで仕事をしてきた中で
数々の失敗やミスをしてきた一人です。
たくさんの方に助けていただき、
教えていただきました。
その場面を思い出すと
ふたつのケースがあったことに気づきました。
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一つは、「小さなミスのとき」です。
「報告したら上司に怒られるかな」
「面倒だな」
上司へできれば報告したくない、という気持ちです。
もう一つは、「重大なミスのとき」です。
「お客様に申し訳ない」
「仲間に迷惑がかかる」
「上司に報告して早く解決しなければ」
すぐ上司に報告して解決したい、という気持ちです。
自分の手に負えない、と判断すれば、すぐに上司へ報告し、相談したくなります。
小さなミスを報告したくないのは、
怒られるから?
バレないかもしれないから?
自分に不利益になるから?
このような気持ちからかもしれません。
そして、それらには上司と部下との
コミュニケーション不足が背景にありそうです。
どんなときでも、すぐに報告できる雰囲気があったらいいなと思います。
「小さなミス」と自分で判断していたものが
実は「重大なミスだった」もしくは「重大なミスへと発展してしまう」
といことは起こりがちです。
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例えば、
弊社で社内ミーティングをするときは、コロナ禍以来、
各自の体温チェック報告から始まります。
「今日は低いね」とか
「安定の体温だね」など
体温からの何気ない会話で場がぐっと和んでから
本題のミーティングをスタートします。
このような日頃からのコミュニケーションも、
ミスや困りごとを報告しやすい雰囲気作りのひとつだと思います。
部下が言わない、のではなく
言えないのかもしれません。
日頃から報告しやすい雰囲気を作りたいものです。
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(伊達亜矢)