2020.11.24 コミュニケーション
巻き込み力 巻き込まれ力
様々な事業所様と関わる中で、
巻き込み力がある人と、
巻き込まれ力がある人の、
2つのタイプの方にお会いすることがあります。
この両極の2つのタイプ、
両方ともリーダーの方々なのです。
この2つのタイプのリーダーシップについて
書いてみようと思います。
私が思う、巻き込み力がある人は
チームの先頭に立ち、思いを伝えながら、
メンバーのモチベーションを上げて、
プロジェクトを成し遂げる方が多いように思います。
一方、巻き込まれ力がある人は
メンバーの意見を汲み取り、
メンバー自らがやりたくなるように関わって
チームをまとめる方が多いように感じます。
また、メンバーたちの背中を押すのも上手です。
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私自身のことを思い出すと、
前職で様々な部署や業務をまとめるときに
「巻き込み力」を意識したように思います。
例えば、大きなイベントを開催する場合、
「巻き込み力」を使って伝えていました。
イベントの趣旨説明や、
成功するためにどのように取り組んで欲しいのかを
目的と手法を明確にして、
しっかりと伝えるように心がけていました。
一方、「巻き込まれ力」で思い出されるのは
年上部下を多く持ったときのことです。
年上の方たちと一緒に仕事をするときには
こちらからの話ばかりせず、
相手の話をよく聞くことで、
心を開いてくれていたように思います。
どちらが良いということではなく
どちらも大切だと私は思うのです。
・
チームをまとめることは容易ではありませんが
自分自身がその状況に応じて変化し、
対応することは可能です。
その時々に合わせたリーダーシップが
チームを一つにし、
ゴールへと導くのではないかな、と感じています。
私自身もしなやかに変化対応し、
皆さまのサポートをできるよう
心がけたいと思います。
(伊達亜矢)