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安全ブログ

2022.07.12

飲酒運転根絶22 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.93》

緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

第93回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「飲酒運転根絶22」』です。
第92回の、「安全運転アドバイス28」「高齢者対策4」について、呟きました。
第93回の、「飲酒運転根絶22」「新型コロナウイルスと飲酒運転」について、
呟きます。

◎ 「新型コロナウイルスと飲酒運転」

〇 「最近のニュース報道」から

・・最近の新聞・テレビ等のニュース報道を見ていると、全国各地で飲酒運転や飲酒事故の
発生が増えているように感じませんか?
・・そう感じているのは、私だけではないと思います。

〇 どうしてでしょうか。

・・新型コロナウイルスの流行も3年目となり、また、日々発表される感染者の発生数が
減少してきました。そうした中、「まん延防止等重点措置」や「飲食店への時短要請」等が
解除されたり、これまで我慢していた、外での飲み会等が増えて、夜の街がにぎわいを
取り戻してきたからでしょうか。

・・外での飲み会をするのは、悪いことではありませんが、お酒を飲んだ後に、
車を運転することは犯罪です。

〇 飲酒運転と飲み会等の例

・・マスコミの報道を見ていると、飲酒運転をした事例は、次のような経緯が、
多いように感じます。

飲み会にマイカーで行き、飲酒運転をした。

・・・飲み会に行くのに、マイカーで行く人は、初めから飲み会が終わったら
・・飲酒運転で帰るつもりなのでしょうか。
・・・当人は、代行運転を依頼するつもりだった、と答えるかもしれません。

・・・しかし、帰る時に代行運転がすぐに来ない事は、よくあることです。
・・・「代行運転が来るのに時間がかかるから、つい自分で運転した。」
・・と言う弁明も、よく報道されています。

・・・飲酒運転を、代行運転のせいにしてはいけません。
・・飲み会に行くのに、まずマイカーで行く発想の前に、マイカーで行かない発想を
してほしいと思います。

・・・やむを得ない理由で、マイカーで行く人は、最初に代行運転の予約等を
・・しておくべきでしょう。
・・・マイカーで行き、代行運転の予約等もせず、飲み会に参加し、帰りは飲酒運転。

・・・このような人は、運転免許証を無くすだけでなく、周囲の人の信頼も無くすことと
・・なるでしょう。

出勤時に追突事故で、アルコール検知され飲酒運転が発覚した。

・・・朝の出勤時に、追突事故を起こして、アルコール検知を受け飲酒運転が
・・発覚した事例も、よく報道されています。

・・・これは、肝臓がアルコールを分解する時間をよく知らないのか、知っていても
・・他人事として、自分が運転する時には、真剣に問題意識を持って取り組んでいないことで
・・起きたものでしょう。

・・・肝臓がアルコールを分解するのに要する時間は、私のブログ第88回でも
・・呟いていますが、純アルコール20gは、お酒が飲める男性で4時間、女性で5時間
・・と言われています。

・・・純アルコール約20gを、具体的にお酒の種類で言うと
・・・ビール500ml
・・・日本酒180ml(1合)
・・・ウイスキー60ml
・・・ワイン200ml
・・・チューハイ350ml
・・・焼酎100ml

・・等です。

・・・前日の飲み会で飲酒する方は、翌日の出勤は公共交通機関か、知り合いに
・・同乗させてもらう、家族に送ってもらうことがベストです。
・・・久し振りの飲み会であれば、つい多量飲酒してしまいがちです。

・・・飲酒して、運転まで何時間あるのか考えると、摂取できるアルコール量は、
・・すぐに分かりますが、意外と飲んでしまっているものです。
・・・自分で、運転して出勤することは、控えましょう。

飲み会後に、駐車場で仮眠した後運転して事故を起こした。

・・・飲み会後に、駐車場のマイカー内で4時間仮眠して、自宅に帰ろうと
・・運転を始めたところ、対向車と衝突して同乗者に重軽傷を負わせた。
・・・その場で飲酒検知され、アルコールを検出して現行犯逮捕された。

・・・駐車場での仮眠も、よく報道されています。
・・・この場合も、飲酒量と肝臓がアルコールを分解するのに要する時間の関係を
・・よく知らずに、運転したものと思われます。

・・・また、睡眠中はアルコールの分解が遅くなることも、知っておくべきことでしょう。

〇 飲酒運転の増加対策

・・新型コロナウイルス対策としての、自粛や各種規制措置により、皆さんのストレスが、
大いに溜まっていたことと思います。やっと、おそるおそる飲み会ができる感じですが、
飲酒運転は、その人の生活が崩壊します。

・・飲酒運転による、危険運転致死傷罪の判決もたくさん出ています。
・・車のハンドルを握る本人はもとより、管理、指導する立場の皆さんは、
繰り返し繰り返し、あらゆる切り口から、人生を誤らないための指導に努めて
いただきたいと思います。

それでは、第93回はこのへんで、次回をお楽しみに!   (緑 一郎)

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