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安全ブログ

2017.02.06

誰も事故を起こしたくない

残念ながら事故が起きると、

「ああ、あの人ね。(またか)」

「やっぱり、あの人か。
・・・・・・(やると思ってた)」

こういったことを、よく耳にします。

もちろん、
「まさか、あの人が⁉︎」
という声も、多いものです。

誰もが、事故に遭う可能性があるのに、
誰もが、自分だけは大丈夫と
なんとなく思っています。

事故を起こしてしまうのは、個人です。

事故が起きた直接の原因が取り上げられがちですが
間接的な「背景要因」が、とても大きいと感じます。

見えなかった。
見落とした。
行けると思った。

どうして、見えなかったのか。
どうして、見落としたのか。
どうして、行けると思ったのか。

道路や駐車場の形、外灯の明るさなど
ハード面の環境によるものもあるかもしれません。

それでも、事故に遭うひとと
遭わないひとがいます。

見たつもり、ではなく、確実に、見た。

見落とさないように、だけでなく、
ここは死角になりがちだから、身体を動かし、
あらゆる角度から、確実に、見た。

行けると思った、ではなく、
行けそうだと思ったけど、止まって、
確実に行ける時を待って、行った。
あるいは、確実に行けるように、
切り返し等の操作をし直して、行った。

この、少しの差が、
数秒の行動の差が、結果につながります。

この個人の少しの差になる、
「詰めの甘さ」なのか、
「念入りな安全確認」をするのかは、
この個人が所属する「組織」の
日々の啓発、活動、ルール、仕組みに
大きな差がある、と多くの事例を見るなかで
感じています。

組織は、2人の人が集まれば組織ですから、
職場だけでなく、
さまざまな組織に、同じ個人が所属します。
職場、家庭、地域、学校、趣味の仲間など。

どんな組織でも、
日々の仕組みの中に
「安全」に触れる機会がありますように
いつも、願っています。

朝礼でも、朝の食卓でも、
ちょっとしたお茶の時間でも、
一服タイムでも、
見たこと、感じたことを、
ちょっとシェアし合えると良いですね。

いってらっしゃい、と見送ったひとが、
今日も元気に、ただいま、と
帰ってきてくれることに、感謝です。

どうぞ、皆さま、ご安全に

(森川 美希)

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