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安全ブログ

2018.01.16

興味を持たせる

事業所に伺うと
わりと管理者から、良く聞くお話で
仕事に興味がないひとが多くて、という
“嘆き” があります。

「最近の若いひとはクルマに興味がなくて」

「仕事が時間区切りの流れ作業になりがち」

「知りません、聞いてませんと知らんぷり」

果たして、
この本人たちが”嘆かわしい”のでしょうか。

私には、どうにも、そうは思えないのです。
「全く興味がない」なら、
その仕事を選ばないはずです。

「少しでも、興味がある」から選びます。
もしくは、
「これなら、私にも出来そうだ」、
「この給与待遇が欲しいから やってみたい」
という、ちょっとズレたとしても
「出来そう、やれそう」だから選びます。

私は「事務職」のような仕事を選べません。
自分に出来るとは全く思えないし、
キチンと事務処理出来る方を尊敬しているくらい苦手な仕事だからです。

話が逸れましたが、
「少し興味がある」ところから始まり、
→「やや興味が向いてくる」、
→「興味が湧いてくる」、
→「興味が深まる」、、、
ところへと、

先輩たち・管理職者たち・組織のトップが、
導いてきていますか?
と、いうところが、嘆かわしいのでは?
と、強く感じています!

日頃の仕事の中で、
「クルマの”良さ”」を語り、
「業務の”面白さ”」を伝え、
「分かって出来ると”自信になる”」体験を
導いているのか。

そこが、一番の”嘆き”の元!だと
私は考えます。

(このクルマのココが)
(この業務のこんなところが)
(これ知っておくと)
「良いよ~、良いよ~」と言い続ける(笑)

そして、クルマ、道具、仕事の仕方、手法を

→見せる、知らせる、触らせる、体験させる

ことで、興味を惹き続けること。
ここが肝心だな、と本当に思います。

飲料水メーカーの自販機作戦も
菓子メーカーの手に取り易い売場作戦も
各種コマーシャルの作戦も大きな括りで
同じかな、と感じます。

消費財流通の店頭の第一線で、
日々「お客様に興味を持たせる」業務をし、
あの手この手と趣向を凝らして
一番効果があったのは、
「対面で伝えること」でした。

管理職の皆さま、ぜひ、ご自分の言葉で
ご自分の部署の業務の良さと
クルマを含む道具の良さを
若手・新人に、向き合って(←ココ大事!)
伝え続けてみてくださいね。

(森川 美希)

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