2018.09.04 安全行動のヒント
してもらったことは、しやすい
自分が
ひとから「してもらったこと」は、
してもらった「経験」が「記憶」にあるから、
行動しやすい傾向にあるな、と
感じます。
小さい頃から、
家族の中で「ありがとう」と
言われてきた人は
他の人に「ありがとう」と
サラッと言える。
エレベーターに乗ったとき
出口に近いひとが「開く」を
押してくれていることに出遭うと、
自分が出口に近いときは
「開く」を押しておくようになる。
こんなふうに
「されて良かったこと」は
他の人に、サラッと自然にしやすくて
習慣にしやすい傾向があるな、と
思います。
運転中に譲ってもらう機会が増えると
敷地から出て来ようとしている他車に
サラッと、譲れるようになってくる。
※写真はイメージです。信号があります(笑)
・
信号のない歩道の端で
自分が歩行者で待っているとき
両方向のクルマが止まってくれて
渡らせてもらったことがあると、
自分がクルマを運転中に
信号のない歩道の端に
歩行者を見つけたら止まろうと
自然と歩道の端に気を配るように
なってくる。
それは、
人にしてあげた、という事よりも、
した事で、自分が優しい気持ちになれることが
モチベーションになっているのでは、と
感じます。
公道でも
日常の生活の中でも
優しい気持ちを
お互いに配り合えると良いな、と
思います。
・
(森川 美希)