頼れる人
頼れる人は、自分が困ったときや迷ったときに
いつでも、こころよく話をできる人だと思います。
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「この人なら、この困りごとを解決してくれそう」
「この人だったら、このことをよく知っていそう」
「この人に話せば、なんとかなりそう」
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そう思って、頼れそうな人に話をすると思います。
しかしながら頼れそうだな、と思ったけど
頼れる人とは限らないということもあるかと思います。
・困りごとを相談したが、そのまま何日たっても返答がない
・質問してみたが、その場で「知らない」と言われて終わってしまった
・思っていることを話そうとしたが、途中で話を変えられてしまった
・思っていることを話したが、「できない」と即答されただけだった
・・・など、その人には悪気はなかったとしても、
話を受けとめてもらえないと、頼りにくいですね。
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頼れる人は、
一旦すべての話を聞いて、
そのあと一緒になって、納得いく打開策を探してくれる、と思います。
その人自身が解決策や改善策を知らなくても
いろんな人に聞いたり、解決策を見つける見つけ方を知っていたりします。
頼れる人は、「多くの人に頼っている人」だと思います。
自分一人の頭で考えるより、多くの頭で考えた方が良い案が出る、と
他者に声をかけ新たな視点を入れ、文献をあたり広く意見を得るというように
すぐに他者に頼り、行動するひとだと思っています。
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頼りがいのある人は、上手に多くの人を頼っている。
1人で頑張っている人をおみかけしますが、
もっと他の人を頼ってみませんか。
すると自分では思いつかなかった案を知る経験ができたり
意外な人の意外な側面を見ることができたりと
いつの間にか、自分自身が他の人にとっての「頼れる人」になっているはずです。
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(森川美希)