2024.02.06 緑一郎シリーズ
安全運転アドバイス52 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.134》
・緑 一郎のページへようこそ!
・このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
・
・ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」と
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
・第134回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス52」』です。
・第133回の「安全運転アドバイス51」では、『「事故はこうして起きた」パート7』
について、呟きました。
・第134回の「安全運転アドバイス52」は、『「安全運転は真似をしよう」パート1』
について呟きます。
◎ 「安全行動は真似をしよう」
・・バスやタクシーに乗っていると、この運転手さんの運転はいいね!と思うこともあれば、
・この運転手さんの運転はちょっと怖いな!と思うこともあると思います。
・・こんな時、「いいね!」の運転手さんの安全行動を、初めは真似をしてみて、・納得すれば
・自分のものとし、安全運転ポケットの引き出しに入れていただきたいなと思います。
〇 安心感のある運転
・・A自動車学校の、送迎用マイクロバス運転手Kさんが運転するマイクロバスに
・乗っていると、シートベルトをしていれば、何となく手足の力を抜いて、安心して
・乗っていられる気分になります。
・・それは、Kさんの運転には無理がなく、交差点やカーブで足や手に力を入れて
・踏ん張ることがないからです。
・・ところが、Kさんは運転中にいろいろなプレッシャーを感じます。
・・Kさんがマイクロバスに乗せている皆さんは、今、自動車の運転に一番興味を
・持っている皆さんなのです。
・・運転免許証を取得するために、運転の実技と学科を勉強中です。
・・生徒さんの視線を、背中に感じながら、模範となる安全運転に努めています。
・・交通違反や交通事故を、起こしてはいけないのです。
〇 Kさんの運転①
・・Kさんは、急発進はしません。それは、マイカーの運転でも大事なことです。
・・発進は、ギアをドライブに入れ、クリープ現象を利用しながら加速します。
・・車間距離は、速度に応じて長く取ります。
・・長めの車間距離を取っていると、割り込みたい車が、
・「自動車学校のバスだから、譲って入れてくれるだろう。」と、
・左や右のウインカーを点けて「入らせて」と寄って来ます。
・・すると、Kさんは「どうぞどうぞ」と車間距離を開けて譲ってあげます。
〇 Kさんの運転②
・・Kさんは、カーブや交差点の右左折時に、生徒さんの身体が揺れない運転をします。
・・その運転を見ていると、道路状況にもよりますが、ハンドルを切る前に、
・極力スピードを落として、ゆっくりとハンドルを切るのです。
・・ブレーキを踏んで、速度を落としながらハンドルを切るのではありません。
・・ハンドルを切るときは、スピードが落ちているので、それ以上にスピードが出ないように、
・また急な飛び出し等に対応できるようブレーキを踏んでいるのです。
〇 「安全行動は真似をしよう」の実践
・・安全行動は、知識として知っていても、その場面で実践できなければ「絵に描いた餅」に
・なってしまいます。
・・今回のKさんは、ほんの一例ですが「いいね!」と思った部分は、
・どうぞ真似をして欲しいと思います。
・・まず真似をしてみて、ご自分の行動にしていただければ、最高です。
注:「クリープ現象とは」
・・・AT車のエンジンがアイドリングの状態で、ギアがDまたはRレンジ等に入っていると、
・・アクセルを踏まなくても、車がゆっくり動き出す現象のことです。
それでは、第134回はこのへんで、次回をお楽しみに! (緑 一郎)