2019.05.07 緑一郎シリーズ
駐車場の安全利用4 《緑 一郎つぶやきシリーズ Vol.10》
緑 一郎のページへようこそ!
このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、
これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、
交通事故から、ご自分やまわりの方々を守ることができれば、
それは私にも「最高の幸せ」という思いから、
“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
第10回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「駐車場の安全利用4」』について呟きます。
・「駐車場の安全利用4」は、“機械式駐車場利用時の注意点”等についてです。
・まずは、“機械式駐車場”のうち、タワー式駐車場についてです。
・「駐車場の安全利用1」でも呟きましたが、タワー式は車を1台ずつ吊り上げて格納するもので、エレベータスライド式、垂直循環式等があります。
・これらは狭い敷地でも、構造を高くすることで、相当数の車両を収容することができます。
・マンション、ホテル、時間貸し駐車場等に利用されています。
・つぎに、多段式(ピット式)は2段、3段程度に車両を収容するものが多く、
狭い敷地を効率的に利用できます。
・マンションや時間貸し駐車場等に利用されています。
・“機械式駐車場”のメリット、デメリットを知っておきましょう。
・・・メリット
・・・盗難、イタズラ被害が少ない。
・・・隣接車両とのトラブル(接触、ドアが開けられない)が少ない。
・・・デメリット
・・・入出庫に時間がかかる。
・・・駐車スペースが狭い。
・・・早朝、深夜は機械音が響く。
・・・地震に弱い。(タワー式で落下の例がある)
・・・定期的にメンテナンスが必要で、維持費がかかる。
・ トラブルで機械が止まると、全ての車が入出庫できない。
・“機械式駐車場”は、タワー式も多段式も、利用時には“平置き駐車場”や“立体駐車場”に比べて、
次のような細心の注意が必要です。
・・・入庫時
・・・・“機械式駐車場”は、車両の車高、車幅、車長、タイヤ幅、重量を守らないと
・・・入庫できません。
・・・・またタワー式では、アンテナやミラーを畳むことも必要です。
・・・・入庫条件がクリアーできたら、徐行以上にゆっくり進みましょう。
・・・・正面にミラーを設置しているところでは、ミラーと車体を目視しながら
・・・接触しないように進みましょう。
・・・・車種によっては、タイヤ幅が車台(パレット)の凹みに合わない場合があります。
・・・入庫進入前に必ず確認しましょう。
・・・出庫時
・・・・出庫は、前進出庫と後退出庫の場合があります。真直ぐ出庫しましょう。
・・・・タワー式では、出庫前にミラーを開かないようにし、完全に出庫したら忘れずに
・・・開きましょう。
・・・ゲリラ豪雨
・・・・地下に格納する方式の“機械式駐車場”では、ゲリラ豪雨の情報を知ったら、
・・・早く地上のできるだけ高い場所に避難しましょう。
・・・車両買替時
・・・・買替時は、同じ車種でもモデルチェンジで、サイズが大きくなることがあります。
・・・ミニバンやハイルーフ車では、特に注意しましょう。
・・・車内に必要な荷物や人を残さない
・・・・車内に必要な荷物を忘れると、取り出すのに機械を動かさなければなりません。
・・・・特に、「子供が寝ているから」「すぐ出庫するから」「用事がすぐ終わるから」
・・・等と、子供を置いたまま“機械式駐車場”を利用しないでください。子供が目覚めて、
・・・機械が動いているのにドアを開けた時、どのような危険が待っているか想像して
・・・みてください。
・・・・くれぐれも、車内に人を残さないでください。
・あなたにも、どこか心当たりがありませんか。
・ “駐車場の安全利用”は、これらのことを忘れず安全に上手に利用しましょう。
それでは、第10回はこのへんで、次回をお楽しみに。
(緑 一郎)
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